完璧でないと、受け持ちはあかんの?それは理想論?

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こんにちは、ナスマガのYUKIです。

お久しぶりです。YUKIです。

自粛期間延長されましたね。

今日は久しぶりに、外の日差しを浴びようとスタバへ行ってきました。

もちろん頼むのは、ドリップコーヒーのS。

頭に節約しかありません。

最近、転職を考えると、夜勤がないということは。なかなかに年収が下がることに愕然としています。やはり、みなさんが寝ている間に働いている対価は高いんだなと実感しています。

僕の病院は夜勤手当15000円。

前の病院より6000円も高いです。

年間で換算すると、6000円×12ヶ月=72000円

馬鹿になりませんよね。

700円台の日本株が買えますよ。


さてさて、最近重症率が高いのか日々忙しい日々を過ごしています。

なんせ、特殊治療が多い。

PCPS、IABP、Impella…

心臓血管領域が多いです。

そんなわけで、最近はImpellaについて勉強し受け持ちを開始しているのですが、

先日の日勤であるできごとが

私が日勤で出勤すると、欠員が出ていて特殊治療の患者を看れる看護師がいない状況でした。

僕のような既卒者でない、もともと働いている先輩が重症患者を担当するも、ある重症患者にまで人員がさけない状況でした。

そこで白羽の矢がたったのは、私でした。

その患者はエクペラを挿入した重症患者でした。

エクペラって?

V-A ECMO+Impellaの管理のことを言います。

自分が経験してきた中では重症な症例であり、緊張しました。

しかし、自己学習もしていたのでリーダーフォローの中受け持ちました。

Impellaはフローを確保できることにより順行性に血流を保ち、平均血圧を上昇。また、左室まで挿入し脱血することで、左室容量負荷を軽減することができます。

V-AECMOはそれとは異なり、逆行性に挿血することにより自分の血流に対して、後負荷になってしまいます。しかし、人工肺が取り付けられているので自己肺が悪くても酸素化の維持が可能になります。

聞き馴染みのないImpella(インペラ)についてはこちら

このような、それぞれの特徴や管理を頭にいれ、リーダーから口頭試問を受けつつ勤務を無事に終えました。

そして、2日間の連続した受け持ちを終えた夜勤への交代時。突然訪れました。

「〇〇くん。やっぱりエクペラの受け持ちはまた今度にしようか。」

「ん?」

理由は私より経験年数の高い他の看護師を優先的に受け持たせたいから。既卒者であり自己学習の進行度が計りかねるから、不安。

とのことでした。

確かに、自己学習の把握は不明瞭ですがそれなら口頭試問の意味は?受け持つのはタイミングであり、完全に受け持ちを外すのはどうなのか…

不完全燃焼のまま勤務は終わりました。

さて、看護師は教育者ではないので、臨床での教育はそれぞれの病院によりまちまちではあると思います。

人間が行う以上失敗はあります。さらに、医療現場は生命に関わるので、より熟練された知識・経験が必要不可欠なのは必死です。

しかし、僕も新人教育経験は浅いですがICUで2人独り立ちまで育てることに寄与しました。

一緒に経験させてあげないと、学べないこともあるのではないか。

経験者ばかりが受け持てば、目の前の患者は救えるけど

その先も患者を救えるようになるには、下の教育も大切なのでは…

看護師の勉強意欲をそがないような、教育体制はどうしたらいいのか

考える機会となりました。

『教育ってむずかしいなぁ。 ゆきを』


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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