NOMI(非閉塞性腸管虚血)の看護。元ICU看護師が教えます。

ICU知識
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こんにちは、ナスマガのYUKIです。

いつまで経っても、挿管介助って緊張しません?

はい。激しく同意のそこの看護師さん!挙手!

もー、エスラックス(筋弛緩薬)投与した後、めっちゃ普通の顔しながら、心臓バクバクですよ。

顔は普通だそうなので、いっつも先輩に言うと、『嘘でしょ。』て言われています。

それでは、今日は手短に。

NOMI(非閉塞性腸管虚血)について!

NOMI(非閉塞性腸管虚血)

NOMI(非閉塞性腸管虚血)とは?

NOMIとは一体なんなのでしょうか?

NOMIとはその名の通り、腸管の障害です。

非閉塞性と名がついている通り、腸管が閉塞していないのに虚血になってしまう病態です。

いや、そのまんまやん…

はい。そのまんまです。

NOMIは開心術後の0.5〜1%に発症して、死亡率は50〜70%もあり、発症機序としては不明なんですが、何らかの要因により腸管の攣縮が生じ発症すると言われている。

まだ、そこまでわかっている病態ではないのが現状なんです。

しかし、それを回避するために治療方針はあります。

開心術後の多いのは上で記載した通りなのですが、術後はやはり手術侵襲から循環が不安定になることや、腹部臓器への血流が中枢の臓器へ優先されるからとも言われています。

そこで、多くはNOMIを予防するために、MAP(平均血圧)を65以上に維持するように管理したり、乳酸(ラクテート)が上昇しないように管理することが多いです。

治療

NOMIが疑われた場合は、アルゴリズムに従い、血管造影を行う。

SMAに攣縮初見が認められた場合は、SMAに動注カテーテルを留置し、血管拡張薬である 塩酸パパベリンの持続投与を行う

塩酸パパべリンの持続投与

カテ室にてSMA(上腸間膜動脈)までカテーテルを挿入します

そして、その挿入した動注カテーテルから塩酸パパべリンの希釈投与する方法です。

パパべリン塩酸塩注(40mg 1ml)10A+生理食塩水 30ml

10mg/1mlの希釈となり、3〜6ml/hr(30〜60mg/hr)で投与

SMA(上腸間膜動脈)は腹部臓器の約3分の2の臓器血流を供給していると言われている為、この動脈が閉塞・虚血してしまうと腹部臓器が壊死してしまうリスクが非常に高くなる、大切な動脈の一つです。

看護

カテーテルは鼠蹊部から留置されているので、体位変換をするのに注意しましょう。カテーテルが屈曲してしまうと、適切に薬剤の投与をすることができません。

また、パパべリンは動脈拡張の薬剤に加え、動脈にカテーテルが挿入されているので、出血には十分に注意が必要です。



以上、非常に簡単ながら説明でした。

これを読んで自己学習の入りの助けになれればいいなと思います。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。

みなさまごご自愛ください。

こちらにおすすめの転職サイト載せた過去記事があるので、見てみてください。

ありがとうございました。皆さんご自愛ください。

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