やっば!血圧下がってる!ノルアドレナリン(NAD)の出番や!そんな時こそカテコラミン!

ICU知識
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こんにちは、YUKIです。

最近はもっぱら、FFCCをしてます。

友達とオンラインでできるからいいですよね。

小学生の時ずっとしてました。

ぜひファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル

してみてください。

さてさて。

今日はICU看護師らしく、薬剤の話について書いていきます。

僕はあくまで、医師でも薬剤師でもありません。

現場で使用する際は医師や薬剤師相談の下、アセスメントしてください。

ノルアドレナリンって何なん?

ER・ICUの薬剤121 メディカ出版 病気が見える”循環器” 参照

※参考文書載せておきます

急性期で働いている方はよく聞く薬ですよね。

新人の方も先輩が「ノルアド吸ってー。」

って言っているの聞いたことはあるのではないでしょうか。

基本知識

一般名:ノルアドレナリン

商品名:ノルアドレナリン®︎注 1mg/1ml 静注製剤

ノルアドレナリンのまめちしき - ヤクマメ-薬の豆知識サイト-

こいつです。NADって略しますね。

1ケースに10本やったかな?

ライフルの銃弾のように入っています。

何って。急変の時何本もアンプルカットするのが大変…。

効果・作用

ここが一番大事なところですね。

新人さん必見。

明日の来る日勤へ向けて。

「なんで?」「根拠は?」に打ち勝ちましょう。

(自分の新人時代を思い出す…)

血圧低下する時ってどんな時ですか?

そしてどうしたら血圧は上がりますか?

循環を決定する因子には4つあると言われています。

『前負荷』『後負荷』『心拍数』『心収縮力』

正直これが一番大事。

これをわかっていないと循環器では生きていけません。

今回のノルアドレナリンは『後負荷』に作用します。

後負荷とは血管の抵抗のことを言います。

バイタルサインを観察する時”抹消冷感”を観察しますよね。

後負荷が高い=血管抵抗が高い(血圧上昇)

後負荷が低い=血管抵抗が低い(血圧低下)

こととなります。

僕たちの血管は血管平滑筋で構成されていて、それらはα1受容体で収縮と拡張を調整しています。

そうです。

ノルアドレナリンはこのα1受容体に作用します。

そうすることで、血管を収縮させて、血圧を上昇させます。

観察項目(O-P)

NADは血管収縮作用があるので、四肢の冷感に注意です。

あまりに使いすぎると、四肢がチアノーゼを呈することもあります。

あと、自分の経験上、舌も紫色になる印象です。

それと、NADのようなカテコラミン製剤は血管炎のリスクがあります。

なので、抹消から投与している場合は

刺入部のほっ赤、疼痛に注意です

以上、NADの説明でした。

新人看護師の皆さんよければ参考にしてみてください。

それでは、じゃあね。

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