元ICU看護師も読んだ、循環器病棟の参考書。

ICU知識
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こんにちは、ナスマガのYUKIです。

ども、お疲れさまです。

まだ一度も出社してないんですけど、先輩方も一年前からずっとテレワークしてます。そしたら、先日先輩が久しぶりに出社する予定があり、会社に行ったそうなんですけど同僚に一年ぶりに会ったそうです。

これからの時代、会社に行くことがなければ、コロナもありわざわざ会社人とプライベートで会うこともないんですね…。

なんだか寂しい世の中になってしまうなって思いました。

やっぱり今テレワークしてるから感じるんですけど、直接会ってないと気軽に質問ってなかなかできないんですよね。「わざわざ、メールで言うことでもないのかな…」って思ってしまうのが、とても弊害やなって思います。

オススメ”循環器領域”参考書

ICUには多くの循環器疾患の患者さんが入室するんですけど、やっぱりここが一番の肝かなと思っています。

ICU看護師が独り立ち→中堅→ベテランって成長する過程で、なんとなくですけど。まずは定期手術の心臓手術受け持ち→軽症の特殊治療(IABP挿入)患者受け持ち→緊急入室受け持ち→PCPS→(Impella)って順番で勉強していくのかなと思います。

僕の場合PCPSまで関西の病院で受け持って、関東でImpellaを受け持ちました。

そこで、先輩に教えてもらった参考書などを紹介していきます。

病気がみえる 循環器

これは学生の方でも知ってる方も多いのではないでしょうか?

ほぼ全てといっていいほどの疾患や治療法、心臓の基礎の部分まで網羅している。広辞苑のように分厚い本になります。正直これを毎回の出勤時に持っていくのは、ムキムキになってしまうので控えたほうがいいと思います…

家で分からない言葉を検索する時や希少疾患を調べるのに有用です。

しかし、デメリットはたしかに広く網羅しているのですが、実践レベルでほしい看護の部分は弱いというところ。医師も使用する書籍ですので、疾患の概要と治療などが書いているので、観察項目や注意点などが弱い印象です。

なので、以下の参考書なども併用することをオススメします。

心臓外科手術の術式別ケア 

こちらは先輩にオススメしてもらった、参考書です。

イラスト付きで載っているので、新人看護師向けの内容になっています。

術式を調べた後、体の中はどうなっているのか?と思ったことはありませんか?

そんなときに教えてくれる一冊になります。医師のカルテを見ただけではなかなか想像するのは難しいし、血管の名前や臓器に位置を理解していないといけません。まずはこの一冊を手にとってみてください。

徐々にTAR(大動脈弓部置換術)はこうなっているのか〜。とわかってきます。

以降の2冊は少し中堅?向けです。新人のうちに購入しても良いと思いますが、私は2年目以降に購入しました。

心臓血管外科 ケアマニュアル

心臓血管外科の看護の術後前後まで幅広く詳しく記載されています。300ページ弱とボリュームも満点です。

IABPやPCPSなどの特殊治療もあり、私はMICS(小切開術)が載っているのもあり、購入の決め手でした。また、心臓リハビリテーションの実際に関しても、記事があり病棟の方も参考にしてもよい内容ではないかと思います。

ただ、カラーではないので(図はもちろんあります)勉強が嫌いな人には辛い内容になるかもしれません…

全部わかる!心臓血管外科 治療法と術後管理

こちらも心臓血管外科に特化した参考書です。

こちらはカラー印刷になっているので、とっつきやすいです。記事がQ&Aで書かれているので、自分の疑問があればピンポイントで解説してくれています。

なにげにVAD(補助人口心臓)の質問なんかもあって、大学病院レベルです。

ICU3年目看護師のノート

これは言わずもがな過ぎますね。確かに領域は広く載っていますが、これだけは大事という内容のみしか載っていないので、ピンポイントでの学習ができます。

ICU看護師は必須の書籍かなと思っているので、紹介しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

こちらにおすすめの転職サイト載せた過去記事があるので、見てみてください。

新人看護師さん向けの記事も書いていますので、よければ参考にしてください。